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時の蔵について

“時”が経つほど、増す深み
私たち時の蔵は古材の販売、屋家屋の解体を行っています。主に四国にて解体された古材に新たな価値を見いだし、その活用を通じて人と環境と社会に役立てています。解体された家屋から丁寧に取り外される古材は、その独自の風味や個性を持ち、時が経つほどに深みを増し、新たな輝きをもって建築やインテリアに活用されています。
Feature
時の蔵の特徴
時の蔵では、主に四国及び徳島県で解体された古材を扱っております。
特徴としては
- ①森林資材が豊かな地域性
- ②日本六大家具のひとつ
- ③藍染文化の影響
- ④歴史的価値のある古材
といった歴史的背景・名残があり、古材としての価値を高めています。
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01.森林資材が豊かな地域性
四国や徳島県は温暖多湿な気候で、古くから林業が盛んでした。そのためその地理の特性上、豊かな森林資源に恵まれています。特にスギ(杉)やヒノキ(檜)が多く使用されていますが、他にもケヤキ(欅)やマツ(松)なども見られます。
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02.日本六大家具のひとつ
徳島家具は日本六大家具のひとつと呼ばれています。古くは室町〜江戸時代に木材の国内輸出が盛んだった阿波文化とともに発展し、明治時代では箪笥や仏壇などの家具や建築物を造るようになり、その後「阿波鏡台」や「唐木仏壇」などを造成し栄え、徳島家具は日本を支える伝統工芸へと進化を遂げています。
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03.藍染文化の影響
徳島県は藍染の名産地としても知られており、一部の古材には藍染めに使われた道具や家具に見られる染め方が残っています。これが独自の美的価値を付与しています。
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04.歴史的価値のある古材
お遍路様で有名な四国では古材の多くはかつて蔵や古民家、寺社などに使われていたもので、その歴史的背景が一つ一つの木材に刻み込まれています。これにより、一つとして同じもののない独自の価値が生まれます。